【他人事ではない】銀行のこれから 1/2
こんにちは!
今回は、銀行・金融機関のこれからについて書いていこうと思います。
結論から申し上げます。
決して明るい未来ではありません。
ただ、これからを考えていくにあたって、現在地を知ること、
それはとても大切になります。
これからどうするか。
それを考えるきっかけになればと思います。
それではいきましょう!
銀行業の利益は年々減少傾向にある
そもそも銀行業とは
預金の余っている個人・法人からお金を預かり(預金)
預金の不足している個人・法人への貸し出し(融資)
預金と融資の金利の差(利ざや)が主な収益となります。
つまり、
預ける人(預金者)
と ← 間を取り持つのが金融機関
借りる人(債務者)
の間に立っていることから間接金融と呼ばれます。
加えて
〇顧客向けサービスの提供で発生する手数料(振込など)
〇証券運用を行い利回りを確保する
これらも銀行の収益の柱となっています。
激しい競争
バブルの崩壊以降、銀行が過剰にあるというオーバーバンキング
という状態となりました。
何が過剰であるのかは明確化されていませんが、
金融機関・店舗・職員・預金残高・融資残高 あたりといわれています。
競争の結果
金融機関の供給過多な状態の結果
過剰な競争が発生します。
〇金利の低下
〇改善見込みの無い企業に対して、追い貸しをしていく
ゾンビ企業が増加しました。
このような事象が多くおきたことにより、銀行経営は悪化していきました。
事実
現状を打破するために、2000年以降 金融機関の再編・地銀統合は進められ
平成元年から現在までで、
都銀 13行⇒5行に減少。
他金融機関の減少推移
地銀 -21%
信金 -43%
信組 -65%
労金 -43%
国内有人店舗も21%減少
規模を着実に縮小しています。
まとめ
銀行は採算確保が厳しい実態がある
バブル崩壊から、着実に金融機関の数は減少傾向
次回は、
マイナス金利がもたらした金融機関への影響
銀行のこれまでの改善策⇒改善結果
金融機関のこれからの行く末
について書いていこうと思います。
こんなに店舗減ってたんですね。
大手金融機関でも、取引先へ大規模出向があったり
早期退職者を募ったりと動きがでてるとは聞いてましたけども。
どの会社も同じなんでしょうけど、現状は厳しいですね。
頑張りましょう。
それでは、さよなら。