【ATMの利用が変わる?】最近のやさしい経済①

 

shake81.hatenablog.com

shake81.hatenablog.com

 

こんにちは!

今回は、日経新聞の記事

「銀行ATM 脱自前で合従連衡 現金離れの対応急ぐ」

について書いていこうと思います。

 

要約すると

銀行それぞれが独自で持っているATMは減少していく

ということです。

 

それではいきましょう。

合従連衡とは

いきなり聞きなれない単語だったので調べてみました。

その時の利害に従って、結びついたり離れたりすること。また、その時勢を察して、巧みにはかりごとをめぐらす政策、特に外交政策のこと。

 なるほど、今までのやり方に固執するのではない。

合理的な視点で、時にはライバルとも手を組んでいくという考えのことですね。

具体的に金融機関はどのような動きなのか、みてみましょう

金融機関の動き

メガバンク

三菱UFJ銀行 と 三井住友銀行 は店舗外のATMであれば双方が無料で利用可能。(時間内取引に限る)

地方銀行

セブン銀行といったネット銀行に、ATM運営を委託するケースが増えてきている。

ローソンは農林中央金庫と提携し、JAバンクのATMをローソン銀行のATMへと置き換えている。

SBIホールディングス

多くの地方銀行資本提携しているSBIホールディングス

当社は2024年を目途に、複数の地方銀行のATMを共通化していく方針を決めている。

 

 これが、最近の動きみたいですね。

銀行独自の新しいATMは今後増えない。

コンビニなどの汎用のATMで、利用できる銀行やサービスが増えていくのでしょう。

次に、一連の動きに対しての、原因をみてみましょう。

 

何故脱ATMの動きが進んだのか

ATMは維持管理に多くのコストがかかる。

ATM一台の維持費は年間 数百万のコストがかかっている。

都心の一等地等であれば、700万程度との試算もでている。

メガバンクのATMは半分以上が赤字で推移しているのが実情である。

 

 以前述べた通り、金融機関は採算が取りづらい業種となっています。

その中で、コストを抑えていくと考えたら、こういった方針になっていくのも必然だったのでしょう。

 

新型コロナウィルスの影響

新型コロナウィルスの影響で、現金を避ける傾向が強まった。

キャッシュレス決済・インターネットバンクもこの非常事態宣言等で非常に伸びた分野である。

ATMの保有台数が爆発的に増えていたセブン銀行でも2021年3月は減少となった。

 

 新型コロナウィルスの影響は、こういった既存のシステムを一新してしまうほどの影響を与えていたんですね。

 

まとめ

今後、銀行独自のATMは減少していく、増えることはないだろう

ATMは非常に維持コストがかかっており、都銀のATMは基本的に赤字

コロナの影響で、脱ATMの動きはさらに加速した

 

感想

 たしかに現金を持つ機会は減りましたね。

もっと共通利用ができるATMが増えれば、便利になって良いなと消費者の視点からは思いますね。

余談

キャッシュレスの話です。

僕は営業で外回りをしているとき、自分の携帯電話を仕事中持ち歩けません。

現金をなるべく持ちたくない僕は、ICOCAに現金をチャージして使ってます。

カードと連携などしなければ、リスクも少ないです。

セブン銀行でもチャージが簡単にでき、小銭をじゃらじゃら持ち歩かないでよいので、本当におすすめです。

キャッシュレスが怖いという人は、入門としてやってみて良いのではと思います。

本当に余談でした。

それでは、さよなら。