【株は6月に売る?】最近のやさしい経済②
こんにちは!
今回も日経新聞の記事
株、今年は「6月に売れ」?
米確定申告が影響、資金逆流も
について書きます。
株式ですが、去年の8月ごろから異常に高いですね。
結論から申し上げます。
今年は 7月に相場は下がるのでは
と言われています。
なぜそんなことが言えるのでしょうか。読んでいきましょう。
いつ相場は動くのか、一つの判断材料としてもらえたらと思います。
それではいきましょう!
米国の相場格言「セル・イン・メイ」
直訳で「5月に売れ」
米ウォール街に伝わる相場の格言。
アメリカの確定申告は1月~4月中旬であり、還付金が2月~5月に支払われる。
つまり、申告して余分に払っていた税金が還付金として手元に還ってくる。
その還付金が市場に流れることで、景気が良くなり株式が上がる。
しかし、それは5月まで。6月には株の価格は下がっていく。
つまり、
「株式を持っている人は5月に売っておきましょう。
6月には、株式が下がっていきますよ。」
ということですね。
還付金が市場に流れて株式が上がるとは、、、大きな市場ですね。
この格言が通用しない
そして、今年はその流れが通用しないということみたいです。
一体どういった理由からでしょう。
それは コロナ感染の抑え込みにより
経済再開の勢いのほうが強いと言われているからです。
具体的には
3月に可決された 1.9兆ドル(約200兆円)の追加経済対策
申告期限の延長(1月~4月中旬 ⇒ 5月17日まで延長)
なるほど、経済対策でお金が潤沢にある状態 + 税還付される期間が6月まである
ということですね。
これだけの要因があれば、下がらない気もしてきますね。
去年も申告の延長等あったみたいだったですけども、どうだったんでしょうか。
実際、去年はどうだった?
去年アメリカは申告期限が7月に延長。
税還付も7月末まで増加。
失業保険が市場に流れたこともあって、8月まで相場は上昇。
9月に下落。
影響あったみたいですね。
セル・イン・ジューン(6月に売れ)
3月に可決された 1.9兆ドル(約200兆円)の追加経済対策
申告期限の延長(1月~4月中旬 ⇒ 5月17日まで延長)
上記政策で今年の5月は株高の流れが続くでしょう。
セル・イン・ジューン(6月に売れ)の可能性が高いと大和証券のテクニカルアナリストは話しています。
7月に大きく下がるかもしれない。そう考えながら株式の動きをみてはいかがでしょうか。
まとめ
セル・イン・メイ 5月に売れ
市場に流れる確定申告後の還付金が5月で終了し、6月には下がるから
今年は経済対策に加え、申告時期も1か月伸びている
今年はセル・イン・ジューン 6月に売れ
感想
なんとなくみていた、経済の動向ですがこのようなからくりがあるんですね。
要因はきっとこれだけではないでしょうけど、一本自分の相場観に軸を持つにはいいと思いますね。
また、判断材料があれば書いていきたいと思います。
それでは、さよなら。