アウトプット大全①

 

学びを結果に変えるアウトプット大全

学びを結果に変えるアウトプット大全

 

 今回は、樺沢 紫苑先生のアウトプット大全についてです。

全く本を読まなかった僕が、一番最初に読み終えられた本です。

好きな本なので、少し分けて書いていこうと思います。

最後まで読んでもらえれば、アウトプットの基本的な規則が分かるようになっています。

アウトプットとは

①アウトプット:「書く」「話す」「動く」といった、自分で発信すること

②インプット:「聞く」「読む」といった、情報を取り入れること

授業で先生の話を聞くなどは代表的なインプットです。

アウトプットの分かりやすい例として自転車の運転が挙げられます。

やり方を聞いてもやってみるまでは分からないことが多いですよね。

アウトプットのメリット

メリットとしてこの本では6つ挙げられていますが僕は以下の3点だと思います。

①一度アウトプットで覚えると一生使える知識になる。

身体で覚える「運動性記憶」は、小脳→海馬→大脳へと知識が蓄積されます。

これは多くの神経細胞を経由することから記憶に定着されやすいのです。

勉強の際にもアウトプットを活用しすることで、自分の本当の知識として定着させていくことができます。

②行動が変わり結果に繋がる。

アウトプットすることは、得た知識を行動に移していくということ。

つまり、自分の行動が変わるということです。

(知識)朝早く起きて勉強すると、勉強効率が高い

(行動)早起きができるようになる

 

(知識)筋トレは精神的にも効能がある

(行動)筋トレのためにジムに通ってみる

など結果につながる行動に移ることができます。

③楽しい。

ここが一番大切です。

何気ない知識・情報が自分自身の行動に繋がり、それが大きな成果へと結びつく。

そうすると人間関係も良くなるし、自己肯定感も高まっていきます。

自分の可能性を信じられるようになって、人生がもっと楽しくなります。

インプットとアウトプットの割合

割合としてインプット3 :アウトプット7 の3:7が黄金比であると本書では書かれています。コロンビアの大学での研究成果で100人の子どもに、暗記・暗唱の練習をさせた時、40%を覚える時間、60%を暗唱の練習時間にあてた子どもの成果が高かったそうです。

アウトプットの方法

インプット(学び)→アウトプット(実践)→フィードバック(結果の見直し)のルーティンを徹底する。つまり、やりっぱなしにせず、しっかり改善点を考え、次に生かす。

勉強なら

①テキストを読む(30%)→②問題集を解く(70%)

が基本的な動きで解き終わったあと

③間違えたところをしっかりと自分の中に落とし込む(分からないなら人に聞く、調べる、違和感を放置せず、気づきを見つける)→④再び問題に取り組む

上記のような流れがいいんじゃないかと思います。

 

アウトプットを軸にした生活で、まず動くを徹底。人生の質を上げて楽しく過ごしましょう。

本当に良い本なので、続きも書いていこうと思います。

それでは、さよなら。

 

自己肯定感を上げる OUTPUT読書術

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